理系講師の人生振り返り

60歳前で始めた「最後のブログ」

人材育成の重要性と経験の積み重ね

入社当時の人事制度で、現場の第一線の所属長である技術課長になる前提条件は、副主任技術部員として、係長格の職務で経験を積み重ね、主任技術部員になることでした。

主任技術部員になった後は、部門研修に異動して、後進の育成業務を経験し、出身技術部に戻って技術課長になる先輩が多かったと思います。

創業者のモットーであったTHINK、そして「教育に飽和点はない」という理念に基づいた人材育成、経験の積み重ねのさせ方だったと思います。

部門研修のインストラクターは、経験者だからこそ伝えられる真実を体得されていました。だからこそ、口先だけではない現場で役立つ知識を、インストラクターから吸収しようとしていたと思います。