理系講師の人生振り返り

60歳前で始めた「最後のブログ」

入社から5年目に退職を決意

20歳で高専を卒業、入社後新入社員研修期間中に見習技術部員期間を終え、2級技術部員としてお客様に設置されている、テープ装置や印刷装置、磁気ディスク装置をひとりで修理をするようになりました。その後、担当エリアのお客様で設置台数の多いCADシステム装置や、通信制御装置、そしてCPUの製品保守研修を受講し、担当できる機器の幅を広げて昇格し、5年後には先任技術部員に昇格していました。

その頃には、システムダウンやオンライダウン、オンラインスローダウン発生時には、先ず現場へ行き、ハードウエアの問題なのか、ソフトウエアの問題なのかを切り分けることもしていました。

しかし、仕事の幅が広がると、出勤前や退勤後、帰宅して寝ている深夜にも声がかかるようになり、体調にも影響が出て来ました。毎日浴びるように飲めていたお酒が、2週間近く飲みたくない状態が続きました。はじめて退職を決意をしたのがそのときでした。