理系講師の人生振り返り

60歳前で始めた「最後のブログ」

1980年代半ばのサービス技術部門キャリアパスと昇格制度

新卒で入社した企業の新入社員研修で、昇給の前提となる昇格の説明がありました。

約40年前の入社当時、サービス技術部門に入社した従業員は、見習技術部員という職位になり、新入社員研修を終えると2級技術部員に昇格、その後は現場で経験を積み重ね、必要な研修の受講を受けて担当可能な業務の幅を広げ、先任技術部員、副主任技術部員、主任技術部員と昇格するキャリアパスになっていました。

最近は役所の窓口などに行くと「研修中」と書かれた名札を付けたりしていますが、40年前は正規雇用の正社員であっても「見習い」であり、労働契約上も試用期間でした。

そういった職位格の他に、職能格がありました。

職能格は、経験した職位と経験期間、業績等に基づいて格付けされるものであり、主査、係長格、課長格、次長格、副部長格、部長格などとなっていました。