理系講師の人生振り返り

60歳前で始めた「最後のブログ」

希望の兆し: 新たな挑戦へのスタート

2010年2月に念願がかない講師として採用された。

そして1年後に転職。3月から基金訓練の講師になった。

第2種電気工事士相当の職業能力開発指導の仕事だった。リーマンショックから2年以上が過ぎていたが、いろいろな職業経験を積み重ねた受講生が集まった。

前職を退職後、1年間失業状態だったが、仕事を選んで仕事に就けたのは、運が良かったのかもしれない。

高専生時代に非常勤講師の先生から「不可能を可能にする男」と言われていたことを思い出した。

基金訓練を修了した皆さんから、学科試験合格、技能試験合格、採用試験合格の知らせが入ってきた。東京駅前のビル新築現場で働き始めた修了生もいた。自分のことのように嬉しかった。