理系講師の人生振り返り

60歳前で始めた「最後のブログ」

友情とチャンスの絆

2008年夏、早期退職募集が始まった。

部門研修インストラクター職への異動はあきらめた。他社の企業研修も集合研修は減り、社外研修会社の通信教育受講が奨励されている印象だった。

家族と相談をして、早期退職に応募した。

アメリカのサブプライムローン破綻の噂が出始めていた。

再就職活動を始めようとした。その頃、リーマン・ブラザーズが倒産した。リーマンショックだった。

求人数は減り、求人倍率も一気に悪化した。

研修インストラクター、講師の仕事は皆無だった。仕事は見つからなかったが、通信制大学で学ぶ時間を確保することができた。

2009年秋、大学教員をしている高専時代の同級生から、通信ケーブルの講演の依頼があった。それをきっかけに流れが変わった。