理系講師の人生振り返り

60歳前で始めた「最後のブログ」

シームレスな移行に向けた大学教育と就業の関係

大学教育から就業へのシームレスな移行というのはあり得るのでしょうか。

それはあり得るというのが、私の見解です。

高専卒業後、大学院まで進学した同級生が数名います。その同級生が就職後に言っていたのが「大学院と同じことをしていて、給与をもらって良いのかな」でした。

今は高専も含めて、大学や大学院は研究者から直接学習指導を受けられる場所なので、卒業、または過程終了後に、研究開発職へ就職するのであれば、シームレスな移行になると思われます。

その他に、医学部や看護学校、看護大学など、旧厚生省の所管資格は、学校から就業へのシームレスな移行ができるのではないかと思います。但し、シームレスに移行できる前提として、卒業により国家資格受験資格を取得して、試験に合格することが前提となります。

専門職養成の望ましい姿と言えるかもしれません。